スピン系ゴルフボール3種類のグリーンでの転がりを検証してみた|PROV1~PROV1X~TOURBXS

ゴルフ

グリーン上で良く転がるボールはどれ?人気ゴルフボール3種類で比較してみた

この記事では今人気のスピン系ゴルフボール3種類のグリーンでの転がりを検証してみました!

検証日2022年6月25日
使用グリーンベント
グリーンスピード8フィート
測定場所神奈川県にある某ゴルフ場

2022年6月に神奈川県にあるゴルフ場のグリーンにて、人気のスピン系ゴルフボール3種類の転がり検証を行いました。

その結果「ブリジストンTOUR B XS」が一番転がることがわかりました!

「ブリジストン TOUR B XS」には及びませんでしたが「タイトリストPROV1X」の転がりも良かったです。

転がり検証の結果
タイトリストPROV18m07cm
タイトリストPROV1X8m53cm
ブリジストンTOUR B XS8m61cm

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検証した3種類のゴルフボールの詳細

この検証で使用したボールは下記の3種類です。
  1. タイトリストPROV1
  2. タイトリストPROV1X
  3. ブリジストンTOUR B XS
この3種類のボールを選んだ理由は3つあります。
  1. ネット上の人気ランキングで常に上位1位~4位に入っている
  2. 実際にゴルフ場でもこの3種類を使っている方が多い
  3. 私もタイトリストPROV1を長らく使用中

人気のようで店頭でも品薄になっているところもあるようです。

今回使用したボールのおおまかなスペックを以下にまとめました。

タイトリストPROV1のスペック概要
ボール外観タイトリストPROV1画像
ボール名PROV1
メーカータイトリスト
タイプスピン系
構造マルチコンポーネント(3層)
コア2.0ZGコア
ディンプル388ディンプル
 公式サイトタイトリストPROV1 ホームページ
使用プロ
タイトリストPROV1Xのスペック概要
ボール外観タイトリストPROV1X外観
ボール名 PROV1X
メーカータイトリスト
タイプスピン系
構造マルチコンポーネント(4層)
コア2.0ZGデュアルコア
ディンプル348ディンプル
 公式サイトタイトリストPROV1X ホームページ
使用プロ
ブリジストンTOUR B XSのスペック概要
ボール外観ブリジストン TOUR B XS 外観
ボール名TOUR B XS
メーカーブリジストン
タイプスピン系
構造3ピース
コアハイドロ LS コア
ディンプルシームレス330デュアルディンプル
公式サイトブリジストンTOUR B XS ホームページ
使用プロ

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今回の実験の検証方法

検証にあたって用意した道具は次の4つです。
ゴルフボール3種類
(PROV1~PROV1X~TOUR B XS)
タイトリストPROV1~タイトリストPRV1X~ブリジストンTOUR B XS
メジャー検証に使用したメジャー
マーカー
(埋め込むタイプ)
マーカー
パターOdyssey パター
【検証方法の詳細】
  1. マーカーを2か所に刺す
  2. マーカーの距離は40cm間隔
  3. 写真右の白いマーカーは、ボールをセットする場所
  4. 写真左の青いマーカーはテークバックをここまで引くという目印
    ※実際のテークバックは青いマーカーよりも大きくなりますが、 何もないと毎回テークバックの位置が大きくばらつくので、 目安として青いマーカーを置きます。
  5. 実際に打つ
  6. 各ボールを3球1セットとして2セット行う(各ボール6回づつ)
    ※実際にボールを打つ時は、メジャーをはずしています
検証時に撮影した実際の様子はこちら
ゴルフボール転がり検証の写真。ボールの位置とテークバックの目安にマークをして実施

検証風景

ばらけ方は下の写真の様な感じです。

画面左から打ってきています。

すみません、写真の撮り方が下手で「PROV1」が画面左から外れてしまいました(^^;)

メジャーの数値が80cm~130cmを示していますが、8mを一回で測りきれないので、2回に分けて測定した為です。

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検証結果

当日のコンディションは次の通りです。
天候快晴
気温32度
風速3m~5m
本人のコンディションラウンド後ではあるが余力あり
グリーンベント
転がった距離(単位:cm)
ボール名PROV1PROV1XTOUR B XS
1球目820873871
2球目815848870
3球目812844846
4球目801872872
5球目802840855
6球目790838856
平均807853861

テスターが私(人間)ですので、各ボールにおいて転がった距離のばらつきが出ています。

それは仕方ないとして、平均値を取るとタイトリストPROV1とブリジストンTOUR B XSの差が54cmあります。

やはり、ボールによってグリーン上での転がりに差が出ていることは明確です。

8m打って54cmの差(約7%)ですから、3mであれば21cm、1.5mであれば10.5cm。

きっと、パットをショート(届かない)するミスが減ることになるでしょう。

検証してわかったこと

ボールによって転がりに差が出る事がわかりました。

パットをショート(届かない)する事が多い方には、ブリジストンTOUR B XSとタイトリストPROV1Xがおすすめです。
逆にパットをオーバーし過ぎてしまうという方にはタイトリストPROV1がおすすめです。
気になる打感は次の通りです。

(柔らかい) タイトリストPROV1<ブリジストンTOUR B XS<タイトリストPROV1X (硬い) 

柔らかい打感が好みの方には、タイトリストPROV1がおすすめです。

硬い打感が好みの方には、ブリジストンTOUR B XSとタイトリストPROV1Xがおすすめです。

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まとめ

私は3~5mのパターをショート(届かない)するミスがとても多いです。

バーディパットをショートして残念パーとか、ここ一番の時に届かなくて「がっくり」というパターンです。

友達からも「何やってるの!?」「届かせないと入らないよ!」 「あんないいとこから・・・」など良く言われ、がっくりする事が多々。

どうしても、体内時計というか、自分の絶対距離感みたいなものがあるので、 あまりイメージを変えたくなくて、考えていたところ、「ボールを変えたらどうなるんだ?」と思いつきました。

パターを変える事は考えていません。

そこで、長年愛用している「タイトリストPROV1」より転がりが良さそうなボールで、 全体的な性能もあまり変わらなそうなボールを2種類選択して、パターで転がし比べてみました。

※テークバック40cmは、歩測で10歩(7m50cm)を転がしたいときの私の基準です。これで打ってみて、グリーンが早い、遅いの判断をしています。

今回検証してみて、「ボールによって」グリーン上での転がりに思ったより差が出ることがわかりました。

今まで「タイトリストPROV1」一択でしたが、 これを機に「ブリジストンTOUR B XS」や「タイトリストPROV1X」を使ってみたいと思います。

次のラウンドでは「ブリジストンTOUR B XS」を使用して、パターでのショートミスが減るか実践してみます。

今回の検証は、グリーンでの転がりによる評価ですが、 ボール選びはグリーンだけでなく、ドライバーでの飛距離、弾道の高さ、 アイアンでのスピン(止まり方)など総合的に判断したいので、私なりに試していきます。

いかかだったでしょうか?

お読み頂きありがとうございました。

自宅用おすすめパター練習器具についても書いています。

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